板橋氷川台1

板橋氷川台そばの石神井川です。

東京都を流れる一級河川で、東京都小平市花小金井南町に源を発し、荒川水系の支流です。

アジサイの季節ですが、今日は天気です。

練馬区、板橋区は生産緑地の多いところです。

大都市圏の一部自治体では、生産緑地指定を受けることで、固定資産税が農地並みになる措置が受けられる措置もある。昭和から平成にかけて、高度経済成長と人口の都市集中によって、住宅地が足りなくなり、2時間もかけて通勤するサラリーマンが増えてきました。一方で、長年にわたって農家だった人たちは、一部を農地として残しつつ、他の農地を宅地として売却することによって、数億円、あるいは十数億円の代金を手にしました。私の親戚にもそのような農家が何人もいました。世田谷区は現在は住宅地ですが、昭和30年代までは農家が多く、新しい農薬が輸入されると、まずは世田谷区の農家で試験するのが通例でした。

固定資産税が、宅地並み課税になるとその多額の税金を払えなくなりますが、生産緑地にされると30年間農業を継続しなければなりません。

そして、2022年に都市部の大量の土地が生産緑地指定を解除され、宅地として不動産市場に流れることで地価が下落・大暴落する懸念が「2022年問題」として論じられています。東京においても山手線の中の土地は、下落しそうにありませんが、23区内でも埼玉、千葉、神奈川に隣接する地域は下落の可能性がありそうです。