羽田穴守稲荷5

氏神・鈴木弥五右衛門の碑

江戸時代に漁師町の名主、鈴木弥五右衛門が羽田村の名主、石井四郎衛門に折衝して譲り受け、羽田漁師町請負新田として幕府に願い出て開墾の許可を得て鈴木新田を開発し、羽田鈴木町、羽田穴森町、羽田江戸見町築きました。

羽田の地名の由来

鳥の羽のような翼をもつ飛行機が離着陸する飛行場の名前として、羽田はあまりにもぴったりしています。はねだは、飛行場が開港してからついたな目ではなく、徳川11代将軍家斉治下の1829(文政12)年に編まれた「新編武蔵風土記稿」に羽田の地名が見えます。「通俗荏原風土記稿」(1912年発行)に描かれているものを現代語に書き直すと、「この地は昔から海老取川を境として二つの島に分離されているが、海側から見るとその形が鳥の両翼(はね)ににていること。そして、肥沃な田地ばかりであること二つの意味から、羽田の名称が起こった」と記されています。

成田まで77㎞

海老取川

海老取川(えびとりかわ)は、東京都大田区を流れる多摩川の分流で東京国際空港(羽田空港)を隔てている一級河川です。長さ約2km。うち1kmは河川法上の指定区間となっています。現在はクルーザーが係留してあります。