バンフ・イエローナイフ・バンクーバー Banff Yellowknife Vancouver 117

イエローナイフのオーロラ

オーロラの発生している領域を「オーロラオーバル」と呼ぶ。

昼夜を平均すると地磁気の緯度でおよそ60度から70度のあたりにオーロラがよく発生するので、この領域を「オーロラ帯」(オーロラベルト)という。

この領域にオーロラが発生するのは、オーロラ発光の原因であるプラズマ粒子がほぼ磁力線に沿って動く性質を持っているからである。

オーロラを起こす粒子の主な供給源はプラズマシートであり、ここから粒子が地球電離層まで磁力線に沿って進入すると、このドーナツ上の領域にたどり着く。

よって、オーロラ帯でオーロラが発光しやすいのである。

オーロラの活動が活発なとき、オーロラオーバルは大きくなり、より低緯度側に現れる。

オーロラがよく見られる場所として有名な場所としてアラスカのフェアバンクス、カナダのユーコン準州のドーソンシティとノースウエスト準州のイエローナイフ、スウェーデンのキルナなどがあり、多くの観光客や写真家が訪れる。

1980年代に開始された人工衛星による観測で、まるでオーロラベルトの直径を示すかのように夜側から昼側へ延びる形のオーロラが発見され、その形からシータオーロラと命名された。

歴史的には、磁極の移動に伴ってオーロラ帯の位置も変化している。