バンフ・イエローナイフ・バンクーバー Banff Yellowknife Vancouver 118

イエローナイフのオーロラ

過去に遡った地磁気モデルの復元により推定が行われており、例えば、現在グリーンランド寄りに位置している北磁極は、1200年頃には北極点から見て日本列島寄りにあったほか、850年頃や日本最古のオーロラと推定される記録がある620年頃にはユーラシア大陸寄りにあった。

南極と北極で、オーロラの形や動きが同調している。

オーロラは北極と南極で同時に同じような形態(色や形)で発生することが知られている。

これは同一の磁力線に沿ってオーロラを起こす粒子が同時に降下するからである。

このように同じ磁力線でつながっている地点を共役点という。

共役点は地磁気の経緯度が同じである。

オーロラ帯の下にあって、地磁気の緯度が同じで、なおかつ南北ともに陸上である地点は、かなり限られている。

1970年代頃、南極にある日本の昭和基地の共役点は、運よく陸上であるアイスランドのレイキャヴィーク付近にあったので、1980年代にアイスランド大学と協力して昭和基地とアイスランドでの同時観測を開始した。

その後、2010年には昭和基地の共役点はアイスランド島からはずれてしまったが、共役点観測は2013年まで続けられている。