大根河岸
数寄屋橋辺りに形成されていた青物市場が火災に遭った後、水運の便が良い京橋の北西沿岸に移転したことに始まりました。この河岸地では、大根の入荷が多かったことから大根河岸と呼ばれて大変な賑わいを見せていました。しかし大正12年(1923)の関東大震災の後に中央卸売市場が築地に完成したことにより、大根河岸も昭和10(1935)年に移転しました。京橋川の西沿岸に設けられた河岸で、享保年間(1716~1736)南方に設けられた白魚屋敷にちなんで白魚河岸と呼ばれました。
薪河岸
京橋川の北西沿岸の比丘尼橋と中之橋との間にある河岸地で、薪炭を扱う問屋が建ち並んでいたことから呼ばれました。
竹河岸
京橋川の北島沿岸の京橋の白魚橋間にある河岸地で、竹商人が多くいたことから呼ばれていました。竹の多くは千葉県から高瀬舟に乗せて京橋川に入ってきたものや、群馬県からいかだに組んで送ったものであったそうです。竹河岸の様子は、歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれていました。
左上の写真は、大根河岸の賑わい。右上は、昭和2年の大根河岸の朝(川瀬巴水)です。右下は、名所江戸百景の京橋竹河岸です。
Decadence du Chocolat
デカダンス ドュ ショコラは、日本とフランスの融合を小さくてデリケートなチョコレートの中に表現しています。
うおや一丁 銀座本店です。