京橋14

国道1号 日本橋 竣工年:1911年(明治44年)

日本橋は、中央区の日本橋川に架かる橋です。最初の日本橋は、徳川家康が江戸に幕府を開いた1603年(慶長8年)に造られ、五街道(中山道・東海道・甲州道中・日光道中・奥州道中)の起点として定められました。しかし、木造であったため、家事による消失などを繰り返し、何度も造り替えられてきました。現在の日本橋は20代目の橋で、初めて石造りのアーチ橋になりました。1999年には国の重要文化財に指定されました。

タイムカプセルです。

このタイムカプセルは、架橋125周年に当たる2036年に開封されます。

名橋 日本橋保存会

一般社団法人 日本橋倶楽部

「流れ」と彫ってあります。

国指定重要文化財  日本橋

日本橋が初めて架けられたのは徳川家康が幕府を開いて慶長8年(1603)と伝えられています。

幕府は東海道をはじめとする五街道の機転を日本橋とし、重要な水路であった日本橋川と交差する点として江戸経済の中心となっていました。橋詰には高札場があり、魚河岸があったことでも有名です。幕末の様子は、安藤広重の錦絵でも知られています。

現在の日本橋は東京市により、石造二重アーチの道路橋として明治44年に完成しました。橋銘は第15代将軍徳川慶喜の筆によるもので、青銅の照明灯装飾品の麒麟は東京市の繁栄を、四肢は守護を表しています。

日本橋観光案内書です。狭い案内所ですが、中には、和服のお姉さんが3人いて説明してくれます。

橋の中央にあるどうりょ原票は、昭和42年に都電の廃止に伴い道路整備が行われたのを契機に、同47年に柱からプレートに変更されました。プレートの文字は当時の総理大臣佐藤栄作之筆によるものです。

日精10年に照明灯装飾品の修復が行われ、同11年5月には国の重要文化財に指定されました。

照明灯と日本三越本店です。