番町九段8

滝沢馬琴硯の井戸跡

ここは、滝沢馬琴が寛政5年から文政7年の31年間住まい、名高い里見八犬伝などの書を著述したところで、この奥に当時の井戸がありました。

昭和館です。

昭和館は、主に戦没者遺族をはじめとする国民が経験した戦中・戦後(昭和10年頃から昭和30年頃までも言います)の国民生活上の労苦についての歴史的資料・情報を収集、保存、展示し、後世代の人々にその労苦を知る機会を提供する施設です。

具体的には、当時の国民生活の姿を伝える実物資料の展示事業、図書・文献および映像・音響資料の閲覧事業等行う国立の施設です。

蕃書調所跡

安政3年(1865)に、江戸幕府は竹本図書頭拝領屋敷上地である当地に、蕃書調所を設けました。蕃書調所は、最初「蕃書和解御用」として西洋の書籍を解読して海外事情を調査するために設置されました。その後、幕臣・諸藩の家臣らに対して西洋の文物を教育する機能も加わります。また、画学局も置かれ、明治期に活躍した西洋画家たちも多数学んでいます。のち神田一ツ橋通りに移転して、洋書調所、さらに開成所と改称しています。明治2年(1869)に大学南校となり、開成学校と改称しました。現在の東京大学法学部・文学部・理学部の前身です。

靖国神社の鳥居です。

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