品川青物横丁12

東海寺大山墓地

沢庵和尚、賀茂真淵、渋川春海、西村勝三、井上勝に加えて、島倉千代子之墓もあります。

沢庵(1573~1645)は、江戸時代初期に活躍した禅僧で、名は宗彭(そうほう)、沢庵は道号。但馬国出石(たじまのくにいずし:現、兵庫県豊岡市)に生まれ、幼少の頃出家して禅を学び、各地を修行して信望を集め、慶長14年(1609)大徳寺の153世住持となりました。

寛永6年(1629)紫衣(しえ)事件で流罪となり、出羽国上山(でわのくにかみのやま:減、山形県上山市)藩主土岐頼行にお預けとなりました。

三年後に許され、その後は三代将軍徳川家光に重用されました。寛永16年(1639)家光によって創建された品川・東海寺の開山に迎えられ、晩年を送りました。沢庵は禅僧として大成しただけでなく、兵法、儒学に通じ、書画、詩歌にも優れ、茶道に造詣が深いのでした。

島倉千代子の墓

品川区北品川出身で、日本音楽高等学校卒業。1938年(昭和13年)3月30日 – 2013年(平成25年)11月8日

55歳の時、島倉千代子は乳がんになりましたが、その後、夫婦で中野っ良かった入船亭扇喬が、「もうブラジャーはいらないだろうから、私に頂戴。」と言って、もらったそうです。扇喬は奥さんに怒られました。

井上勝

日本の幕末から明治にかけて活躍した武士(長州藩士)、官僚。鉄道発展に寄与し、日本の鉄道の父と呼ばれる。

賀茂真淵

江戸時代中期の国学者、歌人。

荷田春満、本居宣長、平田篤胤とともに「国学の四大人(しうし)」の一人とされます。