目黒不動尊13

切支丹燈籠 大聖院

この3基の燈籠は、切支丹燈籠とか綾部式燈籠と呼ばれています。もと、三田千代が埼の旧島原藩主松平主殿頭の下屋敷林泉中の小祠内にありましたが、大正15年10月大聖院に移したものです。

中央のもっとも高い1基の棹石には変形T字クルスとキリスト像と思われる形状が、また左右面に、漢詩が刻まれています。

子の燈籠は徳川幕府の弾圧を受けた隠れ切支丹が庭園の祠等に礼拝物としてひそかに置かれていたものだと言われています。

大鳥神社

御祭神

主祭神 日本武尊 景行天皇の皇子で、熊襲討伐、投獄の蝦夷を平定

相殿神 国常立尊 日本の国開きの神様

弟橘媛命 日本武尊の妃

景行天皇の御代(71~130)当所に国常立尊を祀った社がありました。景行天皇の皇子である日本武尊は、天皇の命令で熊襲を討ち、その後、投獄の蝦夷を平定しました。この東夷征討の折、当社に立ち寄られ、東夷を平定する祈願をなされ、また部下の「目の病も」治ったことから当社を盲神と称え、手近に持っておられた十握剣を当社に献って神恩に感謝されました。この件が天武雲剣で、現在当社の社宝となっています。

東征の後、近江伊吹山之妖賊を討伐になられましたが、病を得て嵩ぜられました。