大泉7

大江戸線新駅 駅前広場予定地です。

「大江戸線の延伸」は、現在光が丘駅まで整備されている都営地下的大江戸線が土信田・大泉町・大泉学園地域を通り、JR武蔵野線東所沢駅方面へ延伸する計画です。このうち、練馬区内では土信田駅、大泉町駅、大泉学園町駅の3つの新駅を整備する予定です。

尾張殿鷹場碑

徳川御三家の一つ尾張徳川家に鷹狩の場所が幕府から許されたのは寛永10年(1633)頃と言われます。尾張家の鷹場は最盛期には武蔵国で多摩・入間・新座の三郡186か村、その広さはほぼ20キロメートル四方に及んだと言います。

現在の練馬区内では橋戸村(大泉町)と小榑村(大泉学園町、西大泉、大泉)がかつて新座郡に属し、尾張徳川家御鷹場の内でした。この碑は鷹場の範囲を示す境杭で、練馬区登録有形文化財です。もとは和光氏に建っていたものと伝えられています。

鷹場の管理は厳しく、常に鳥見役が区域内を見廻っていました。もちろん小鳥を獲ることは禁じられていましたし、幼鳥の育つときに静かに見守って、やり鳥たちが過ごしようように、みだりに竹木を伐ることは許されませんでした。いざ鷹狩の際は、道路や橋の修理、廻村役人の送迎接待、荷物の運搬や当日の人足など、村人たちへの負担が義務付けられていました。

尾張殿鷹場碑は大泉第一小学校の校庭内にあります。