大泉4

力持ち惣兵衛ノ馬頭観音

この馬頭観音は、天保11年(1840)9月に加藤惣兵衛が建立したことが印刻名から分かります。川原石で作られており、正面中央に「馬頭観世音」、両脇に「当知是処(まさにしるべしこのところ)」「即是道場」と刻まれます。背面には「七十六秤目」と刻まれ、かつて力試しに用いた力石であったことが分かります。

力石と馬頭観音とを兼ねたものは珍しく、この医師には力持ち惣兵衛と合間にまつわる伝承がいくつか残っています。

その一つの話。江戸の屋敷の主人に力を試された惣兵衛が、持ち上げた大きな石を褒美にもらい、馬の背に載せ帰る途中、馬が力尽き石に押しつぶされ息絶えてしまいます。惣兵衛は可愛がっていた馬の死をなげき悲しみ、供養のためにこの馬頭観音を作ったとのことです。

東京23区唯一の牧場である小泉牧場で採れた、絞りたてのミルクで作ったアイスミルクを販売しています。味は、絞りたてミルク、チョコチップ、抹茶、ココア、ミルクティー、クリームチーズ、ソルト(塩)の7種類。
牧場見学もでき、アイスも食べられるお店です。

この小泉牧場にはよく子供たちが訪れます。それはこの地域の子供たちが小学校の授業でこの牧場のことを勉強し、実際に牛の世話も体験しているからです。さらに、学校の授業が終わった後に自分から牧場を訪れる小学生も沢山います。また、小学生の子供たちだけでなく多くの地域の人たちもこの小泉牧場を訪れ、牛とふれあい、畜産体験などを行っています。このように多くの人々が訪れる小泉牧場は、地域のシンボルというべき存在になっています。