高島平9

赤塚山 乗蓮寺(浄土宗)

もとは旧中山道の板橋中宿にありましたが、1973(昭和48)年、この地に移りました。

赤塚城二の丸のほぼ全域を寺域としており、日本三大仏の一つン数えらえる東京大仏は、総高13mの金銅仏で、1977年開眼。境内には天保飢饉供養塔、板橋信濃守忠康の墓、江戸時代の藤堂家ゆかりの石造群などがあります。

東京大仏

この大仏様(阿弥陀如来)は、当山住職二十三世正譽隆道が、昭和四十九年八十八才にて発願、完成まで約三年の歳月と延べ三千五百人の手によって昭和五十二年四月の完成をみました。

千葉氏の居城であったここ赤塚城二の丸址に乗蓮寺を建立するにあたり、千葉氏一族、戦没者、そして有縁無縁の霊をとむらい、世界の平和と万民救済の願いがこめられております。
奈良、鎌倉の大仏に次ぐ東京大仏です。
合掌して南無阿弥陀仏と十遍となえましょう。

材質 青銅(ブロンズ)製
重量 32トン
座高 8.2メートル(頭部3メートル)
蓮台 2.3メートル
基壇 地上2メートル、地下1メートル

板橋区赤塚にある乗蓮寺は、徳川家康から10石の朱印地を寄進された浄土宗の寺です。

8代将軍・徳川吉宗は、鷹狩の際の「御小休・御膳場」に使っています。